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マチコレ!メディカル・コラム@山梨
第1回 あなた痛風?

痛風という病気を聞いたことがありますか。働き盛りの男性で突然足の親指が痛くなりあっという間に腫れてきて動けなくなる、風がそよいでも痛いので痛風という名前がついています。医学用語で関節痛と咽頭通と“痛”とつく病名はよくありますが、痛という漢字から始まる病気はこの痛風だけということでもわかるほど痛みの強い代表疾患です。この酷暑による脱水かビールの飲みすぎのためか痛みに耐えられず車椅子で受診される初診の方が数多くみえました。

痛風の本体は尿酸という物質が体の中に尿酸塩のかたちで蓄積し、急激な尿酸の増加や脱水などにより血液中の尿酸の濃度が変化して発作が起こります。尿酸は人間の体にも食べ物にも含まれる核酸が代謝されて体内で作られる物質ですので、核酸の多い肉や卵や豆などを多く食べたり激しい運動をしたり脱水になると尿酸が増え発作がおきます。

もっとも血中の尿酸が高い状態が5年以上続いて尿酸塩が蓄積して準備状態になってから発作が起きますので、激痛を体験するのは高尿酸値症が十年以上続いてからとなります。痛くなる関節は一つの関節に限局しますが代表的な親指の付け根だけでなく膝や足首が痛むこともあります。

その疼痛対策ですが内服の痛み止めもしくはステロイドの注射で数日のうちに改善します。いたみがなくなると生活に全く問題がないため、発作のたびにそのときだけ痛み止めをもらいにくる方もいますが、健康診断で尿酸が高いといわれ始めたら食生活を見直し酒量をへらし減量していけば、発作の予防が可能かもしれません。もっとも一度予備軍になるとなかなか自力で矯正するのは大変です。治療も痛みの強いときに尿酸を下げる治療を開始すると発作が長引くなどすこしコツが必要です。

今年に入り有効性の高い尿酸低下薬が40年ぶりの新薬として発売されました。痛風を生活習慣病の一環ととらえ発作の起きない体を目指しましょう。

2011年9月28日発行「マチコレ!10月号」掲載